echo こだま・(音が)反響する

echo / ékou

こだま、山彦、(音の)反響・残響、繰り返し、模倣、真似、模倣者、追従者、(意見や心情への)共鳴・共感、(世論の)反響、(音が部屋に)反響する・鳴り響く、(部屋や場所が音を)反響させる、(人の言葉を)オウム返しに繰り返す・真似る、(意見や感情を)反映する

Kind words can be short and easy to speak, but their echoes are truly endless.
思いやりの言葉というのは時として短く、簡単に言えてしまうものですが、その響きは相手の心にいつまでも残ります。

※マケドニア出身の修道女、キリスト教修道会の創立者、福者、ノーベル平和賞受賞者 マザー・テレサの言葉

echo away (声や足音が)響きながら消えうせる[遠ざかる]
echo back (建物や地形が)こだまを返す、端末からの入力をそのまま出力する事(コンピューター)
echo in [through] (音が)~に響く
echo over ~中にこだまする[響き渡る]
echo with (場所に)~が響く
applaud ~ to the echo ~に拍手喝采する
echo effect 反響効果
echo ranging 音響測距(音の反響で距離を測ること)

語源 ギリシャ語 こだま、反響 ēchō ← ギリシャ語 音 ēchē

※エコーはまたギリシャ神話に登場する森の精霊(ニンフ)の名前とされている。
ある日、女神ヘラが夫のゼウスと森の精霊たちとの浮気現場を取り押さえようと森へやってきた。おしゃべり好きな精霊エコーは、ヘラを言葉巧みに騙して仲間とゼウスを救ったが後にその事がヘラにバレて、他人の言葉を一度だけ繰り返す以外には自分から話せないようにされてしまう。その後エコーは森でナルキッソスという美少年に出会い恋をする。しかし他人の言葉を繰り返す事しか出来ないエコーは思いを告げる事ができずに失恋してしまい、悲しみのあまり肉体を失って声だけの存在(こだま)となった。