farce 笑劇・茶番

farce / fáːrs

笑劇、道化芝居、茶番、ばかばかしい状況、こっけいな仕草、おもしろおかしく味付けする

History repeats itself, first as tragedy, second as farce.
歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は茶番劇として。

※ドイツの経済学者、哲学者、革命家 カール・マルクスの言葉
farce の訳語をどうするかで悩んだが上記の通り “茶番劇” とした。通常は “喜劇” と訳される事が多いのだが、それだと込められた皮肉が若干薄まるような気がする。ちなみに「歴史は繰り返す」という言葉自体はドイツ観念論の大家であるヘーゲルが言ったもので、マルクスはそれに言葉を付け足す形で皮肉を言ったものと思われる。

(be) nothing but a farce まるで茶番である
expose ~ farce ~が茶番[役に立たたず]であることを暴露する[証明する結果となる]
perpetrate a farce 茶番を演じる、物笑いになる

語源 ラテン語 詰め込む farcire
※宗教劇の幕間に笑劇が上演されたことから