discourage / diskɚ́ːriʤ, diskʌ́riʤ
勇気[希望、やる気]を失わせる、失望させる、落胆させる、がっかりさせる、(行為を)思いとどまらせる、止めさせようとする、(計画、行動に)反対してやめさせる
Sometimes I feel discouraged.
私も時には失望する。
※アメリカの牧師、公民権運動家 マーティン・ルーサー・キング Jr.の言葉
1967年8月27日にイリノイ州シカゴのMt. Pisgah Baptist Churchで行われた演説 “Why Jesus Called A Man A Fool” の中に何度も出てくる言葉である。ページ下部にこの演説の最後の部分と訳を紹介する。
discourage A from doing Aが~するのを思いとどまらせる
get discouraged 落胆する、気を落とす、やる気を失くす
Don’t be discouraged. がっかりしないで。
語源 古フランス語 失望させる descoragier (des- + corage「勇気」)
マーティン・ルーサー・キングJr
“Why Jesus Called A Man A Fool“の最後の部分And I don’t mind telling you this morning that sometimes I feel discouraged. (All right) I felt discouraged in Chicago. As I move through Mississippi and Georgia and Alabama, I feel discouraged. (Yes, sir) Living every day under the threat of death, I feel discouraged sometimes. Living every day under extensive criticisms, even from Negroes, I feel discouraged sometimes. Yes, sometimes I feel discouraged and feel my work’s in vain. But then the holy spirit (Yes) revives my soul again. “There is a balm in Gilead to make the wounded whole. There is a balm in Gilead to heal the sin-sick soul.” God bless you.
そして私は今日皆さんに私が失望する事もあるのだと告げる事に何の不安も感じていません。私はシカゴに失望しました。ミシシッピからジョージア、アラバマへと移動する度に私は失望します。死の恐怖の下で毎日を生きているというだけで時には失望します。様々な批判にさらされ、黒人からさえも批判される毎日に失望する事もあります。そうです、私も時には失望しますし、自分のしている事が無駄なのではないかと思う事もあります。しかしその度に聖霊が私の魂を蘇らせてくれるのです。「ギリアデの香油は全ての傷を癒す。ギリアデの香油は罪に犯された魂をも癒す。」皆さんに神の祝福がありますように。
※ギリアデの香油:旧約聖書に登場する癒しの薬。これを題材にした “There is a balm in Gilead” という題名の黒人聖歌があり、”Sometimes I feel discouraged.”という言葉も元はこの歌の歌詞の引用である。