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shine 輝く・輝き

shine / ʃáin

(光を発して)光る・輝く・照る、(光を反射して)光る・きらめく、(顔や目が)輝く、~に優れる、異彩を放つ、光らせる、光をあてる、(靴や窓を)磨く、光、輝き、輝かしさ、華やかさ、光沢、日光、晴れ、(複数形で)いたずら・悪ふざけ、靴の一磨き・靴磨き(米)

If I could be granted a wish, I’d shine in your eye like a jewel.
もしも私の願いが叶うなら、宝石のようにあなたの目の中で輝くのに。

※アメリカの歌手、女優 ベット・ミドラーの言葉

shine a light on ~に光をあてる、~を照らす
shine at [in] ~に秀でている
shine as ~として異彩を放つ
shine down (星や灯りが)上から照らす
shine into (光が)~に差し込む
shine out (人が)異彩を放つ、(才能が)際立つ
shine one’s shoes 靴を磨く
shine up to ~に取り入る・~のご機嫌を取る(米俗)
shine with ~で輝く、~で活躍する
come rain or (come) shine, rain or shine 雨でも晴でも・どんな事があろうとも(口語)
lose one’s shine 精彩を欠く、勢いを失う
take a shine to (一目でまたはなんとなく)~が気に入る・~を好きになる(口語)
take the shine out of ~を見劣りさせる
rise and shine (通例命令形で)寝床から起きる

語源 古英語 輝く scīnan

solar 太陽の

solar / sóulɚ

太陽の、太陽光[熱]を利用した

The solar system has no anxiety about its reputation.
太陽系は自分の評判なんかを気にしたりはしない。

※アメリカの思想家・詩人 ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉
太陽系の様に気持ちを大きく持てという事だろうか。

solar battery [cell] 太陽電池
solar calendar 太陽暦
solar clock 日時計
solar eclipse 日食
solar electric generation 太陽[ソーラー]発電
solar energy 太陽[ソーラー]エネルギー
solar flare 太陽フレア
solar house ソーラーハウス
solar light 太陽光
solar panel 太陽電池パネル、ソーラーパネル
solar power ソーラーパワー
solar ray 太陽光線
solar rights 日照権
the Solar System 太陽系

語源 ラテン語 太陽 sol

surety 保証

surety / ʃú(ə)rəti

保証、担保、保証人、自信、確信

Abstinence is the surety of temperance.
禁欲は節制の保証である。

※古代ギリシャの哲学者 プラトンの言葉

for a surety 確かに
stand [go] surety for ~の保証人になる
surety bond 保証証券
surety company 保証会社
surety contract 保証契約
surety insurance 保証保険
co-surety 共同保証人
joint surety, surety jointly and severally responsible 連帯保証人

語源 ラテン語 安全な、心配の無い securus

startle びっくりさせる

startle / stáːrtl

(跳びあがらんばかりに)びっくりさせる、びくっとさせる、ぎくっとさせる、跳びあがらせる、(思わず体が反応する様な)驚き

Poetry should be great and unobtrusive, a thing which enters into one’s soul, and does not startle it or amaze it with itself, but with its subject.
詩は優れていながらも控えめで人の心に染み込む様なものであるべきだ。そしてその文章ではなく内容で人を仰天させたり唖然とさせるのである。

※イギリスのロマン主義の詩人 ジョン・キーツの言葉

startle back はっと我に返る
startle the world 世の中を震撼させる
(be) startled at ~にぎょっと驚く
(be) startled by ~にぎょっとさせられる
(be) startled to do ~してぎょっとする

語源 中英語 跳びあがる sterten

surprise 驚かす・驚き

surprise / sɚrpráiz

驚かす、びっくりさせる、奇襲する、不意打ちする、(人が~している)現場を捕らえる、(驚かせて、不意をついて)~させる・秘密を聞き出す、驚き、びっくり、予期しない出来事、不意打ち、奇襲

What a lovely surprise to finally discover how unlonely being alone can be.
孤独の果てに寂しさを友達にする事もできる、なんて素敵な驚きでしょう。

※アメリカの映画・舞台女優 エレン・バースティンの言葉
回りくどい表現を避けるためにかなり意訳しているので、直訳文も掲載しておく。”独りでいる事が少しも寂しくは無い事もあると最終的に気づく事は、なんて素敵な驚きでしょう。”

by surprise 不意に
in surprise 驚いて
to one’s surprise 驚いた事に
surprise A with [by] ~でAを驚かせる
surprise A (in the act of) doing Aが~している現場を捕らえる
surprise A into doing 驚かせて[不意をついて]~させる
(be) surprised at ~に驚く
(be) surprised by [with] ~に驚かされる
(be) surprised to do ~して驚く
(be) taken by surprise 不意をつかれる
gasp in surprise びっくりして息をのむ
get [have] a surprise 驚く
have a surprise for ~を驚かせるニュース[プレゼント]がある
hide one’s surprise 驚きを隠す
show surprise at ~に驚きを示す
surprise attack 奇襲、不意打ち
surprise exam 抜き打ちテスト
surprise investigation 抜き打ち調査
surprise move 予想外の動き、(将棋やチェスなどの)奇手・奇策
surprise party サプライズパーティ
No surprise there. それは分かります。/ その点については納得できます。
That surprise me. それは驚きだ。
That doesn’t surprise me. それは当然ですね。

語源 ラテン語 掴む、捕らえる prehendere

starve 餓死する

starve / stáːrv

餓死する[させる]、飢え死にする[させる]、飢えに苦しむ、ひもじい思いをする、~に飢えている、~を切望する、飢えさせて~させる

Feed a cold and starve a fever.
風邪には大食、熱には小食が良い。

※ことわざ

starve ~ into surrender ~を兵糧攻めする
starve [be starved] to death 餓死する
starve oneself ひもじい思いをする
(be) starving for affection 愛情に飢えている
feel starved for accuracy 正確さにひどく拘る
I am starving. 腹ペコだよ。

名詞-starved ~に飢えた・~が不足した(形容詞を作る)
cash-starved 現金に飢えた
fashion-starved 流行に敏感な

語源 古英語 死ぬ steorfan

sin (宗教・道徳上の)罪

sin / sín

(宗教・道徳上の)罪、(世間の習慣や作法に対する)違反・過失、罰当たりな事(口語)、(宗教・道徳上の)罪を犯す、(習慣や作法に)背く

Other men’s sins are before our eyes; our own are behind our backs.
他人の罪は目の前にある、自分の罪は背中の後ろにある。

※古代ローマの政治家、哲学者、詩人 ルキウス・アンナエウス・セネカの言葉
誰でも他人の過失にはすぐに気づけても、自分の過失には気がつきにくいものである。

(as) ~ as sin とても~(口語)
for one’s sins 何の因果か
commit a sin 罪を犯す
(be) more sinned against than sinning 犯した罪以上に非難される ※ “リア王” より
like sin 激しく・猛烈に(口語)
live in sin (結婚せずに)同棲する(口語)
a sin [sins] against manners [propriety] 無作法
It’s a sin to waste time. 時間を無駄にするなんてけしからん。

語源 古英語 罪 synn

※ここでキリスト教における七つの大罪を紹介する。映画 “セブン” をはじめ、近年物語の題材に使われる事が増えたので知ってる人も多いかも知れない。
the seven deadly sins 七つの大罪

日本語 英語 ラテン語
傲慢 Pride Superbia
嫉妬 Envy Invidia
憤怒 Wrath Ira
怠惰 Sloth Acedia
強欲 Greed Avaritia
暴食 Gluttony Gula
色欲 Lust Luxuria

slave 奴隷

slave / sléiv

奴隷、奴隷の様に働く人、(欲望・習慣の)とりこ、奴隷の様に働く

Better to starve free than be a fat slave.
太った奴隷になるより、飢えても自由の方が良い。

※古代ギリシャの寓話作家 アイソーポス(英語読みだとイソップ)の言葉
アイソーポスの生涯は謎が多いが、元はサモスの市民イアドモンの奴隷だったという。上記の言葉は “犬とオオカミ” の最後の言葉である。少し長くなるが、全文を紹介しよう。

The Dog and the Wolf
A gaunt Wolf was almost dead with hunger when he happened to meet a House-dog who was passing by. “Ah, Cousin,” said the Dog. “I knew how it would be; your irregular life will soon be the ruin of you. Why do you not work steadily as I do, and get your food regularly given to you?” “I would have no objection,” said the Wolf, “if I could only get a place.” “I will easily arrange that for you,” said the Dog; “come with me to my master and you shall share my work.” So the Wolf and the Dog went towards the town together. On the way there the Wolf noticed that the hair on a certain part of the Dog’s neck was very much worn away, so he asked him how that had come about. “Oh, it is nothing,” said the Dog. “That is only the place where the collar is put on at night to keep me chained up; it chafes a bit, but one soon gets used to it.” “Is that all?” said the Wolf. “Then good-bye to you, Master Dog.”
Better starve free than be a fat slave.

犬とオオカミ
痩せ衰えたオオカミが空腹で死にそうになっている所に、一匹の飼い犬が通りかかった。

犬「やあ兄弟。日々をふらふらと送ってるからそんな事になるんですよ。私の様にきちんとした仕事に就いて、毎日きちんとした食事をもらっちゃどうですか?」

オオカミ「まったくお前さんの言う通りだよ。ただそんな仕事があるのかい?」

犬「簡単な事ですよ。ひとつ私のご主人様に頼んでみますから、一緒に働きましょう。」

こうして犬とオオカミは連れ立って町へ行くことになった。町へ向かう道の途中でオオカミは犬の首に毛が薄くなっている部分がある事に気づき、どうしたのか尋ねた。

犬「大した事じゃありませんよ。夜中に私が逃げ出さないようにと、鎖につなぐ首輪が少しこすれるってだけです。すぐに慣れますよ。」

オオカミ「それ本当かい?そんな事なら僕はさよならさせてもらうよ、飼い犬君。」

– 太った奴隷になるより、飢えても自由の方が良い。

slave away 奴隷の様に働く
slave [worker] ant 働き蟻
slave driver 奴隷監督、人使いの荒い人
slave market 奴隷市場、職業安定所(米俗)
slave ship 奴隷船
slave labor 奴隷の労働、割りに合わない仕事
slave to [of] ~の奴隷、~のとりこ
slave to drink 酒のとりこ、アルコール依存症の人
slave trade 奴隷売買
emancipation of slaves 奴隷解放

語源 ラテン語 スラブ人 Sclavus
※中世初期に多くのスラブ人が奴隷とされた事から

sultan スルターン

sultan / sʌ́ltən

スルターン[スルタン, サルタン]、イスラム教国の君主[国王]、(the Sultan で)オスマン・トルコ皇帝

※現在スルターンの称号を持つ君主がいる国は、ブルネイ、オマーン、マレーシアである。特にマレーシアの制度はかなり特殊で、マレーシア13州の内の9つの州に首長がおり(内7名がスルターンの称号を持つ)、5年毎の交代(形式的には首長9名による選挙、実質的には輪番制)でマレーシアの君主(Yang di-Pertuan Agong)を務めるというものである。

Sultan Selim I dramatically expanded the Empire’s eastern and southern frontiers by defeating Shah Ismail of Safavid Persia, in the Battle of Chaldiran.
オスマン皇帝セリム1世は、チャルディラーンの戦いにおいてサファヴィー朝ペルシアのイスマーイール1世を破り、帝国の東方と南方に広大な領土を獲得した。

sultan of Brunei ブルネイ国王

語源 アラビア語 君主、権力 sulṭān

sovereign 主権者・元首

sovereign / sáv(ə)rən, sɔ́vrin

主権者、元首、君主、国王、ソブリン金貨(英:国王の姿が刻まれた1ポンド金貨)、主権を有する、独立した、最上の、至高の、卓越した

We, the Japanese people, acting through our duly elected representatives in the National Diet, determined that we shall secure for ourselves and our posterity the fruits of peaceful cooperation with all nations and the blessings of liberty throughout this land, and resolved that never again shall we be visited with the horrors of war through the action of government, do proclaim that sovereign power resides with the people and do firmly establish this Constitution.

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

※日本国憲法前文の冒頭部 当たり前だが和文の方がオリジナルで、英文は一般的な訳文である。

sovereign authority [power] 主権
sovereign bond ソブリン債(国債などの各国政府が発行する債券の総称)
sovereign nation [state] 主権国家、独立国
sovereign prince 元首、君主
sovereign remedy 特効薬、妙薬
sovereign right 国権
sovereign ruler 統治者

語源 アングロフランス語 主権を有する soverein ← 俗ラテン語 他より優る superanus