cから始まる英単語」カテゴリーアーカイブ

conceive 思い描く

conceive / kənsíːv

(考えや感情などを)心に抱く、(計画などを)思いつく、(that節を伴って)~だと思う、(wh~節を伴って)~か考える、(子供を)宿す・身ごもる

Action to be effective must be directed to clearly conceived ends.
行動を効果的なものとするには、はっきりと心に思い描いた目的に向けてなされねばならない。

※初代インド共和国首相、インド独立運動の指導者 ジャワハルラール・ネルーの言葉

conceive A to be Aが~だと思う
conceive of ~を考え出す、~を想像する、~を心に描く
conceive of the idea of ~のアイデアを考え出す
conceive a baby 子供を宿す
(be) conceived as ~だと考えられる
(be) conceived from ~から思いつく
a baby conceived by [through] in vitro fertilization 体外受精で生まれた赤ちゃん

ill-conceived (計画などが)まずい発想の、準備が不十分の
well-conceived (計画などが)よく考えられた、計画性のある

語源 ラテン語 把握する、妊娠する concipere (com- + capere「取る」)

camel ラクダ・駱駝

camel / kǽməl

ラクダ、駱駝、ラクダ色、(水に沈んだ物を引き上げるための)浮き箱

Trust in Allah, but tie your camel.
アラーを信じよ、しかしラクダは縛っておけ。

※アラブのことわざ

get the camel’s nose into the tent 布石を敷く
swallow a camel 見逃す、大目に見る、額面どおりに受け取る
camel bird, ostrich ダチョウ、駝鳥
camel caravan ラクダの隊商
camel cricket カマドウマ(昆虫)
camel meat ラクダ肉
Arabian camel, dromedary ヒトコブラクダ
Bactrian camel フタコブラクダ

語源 ヘブライ語 ラクダ gāmāl

cluster 群れ・一団・群がる

cluster / klʌ́stɚ

(同種のものの)群れ・一団・一塊、(果実や花や毛の)房(ふさ)、連続音(音声学)、星団(天文)、連続的にかたまって起こった出来事、群がる、群生する、房をなす

The Milky Way is nothing else but a mass of innumerable stars planted together in clusters.
天の川は一箇所に集められた無数の星々の塊に他ならない。

※イタリアの物理学者、天文学者、哲学者 ガリレオ・ガリレイの言葉
英語で天の川を Milky Way と呼ぶのはギリシャ神話の逸話による。ページ下部にそのあらましを掲載する。

in clusters, in a cluster 群れをなして
cluster around [round, together] ~の周りに群がる
cluster approximation クラスター近似(物理)
cluster assembly クラスター集合
cluster bomb クラスター爆弾
cluster distribution クラスター分布
cluster housing 連棟住宅
cluster ion クラスターイオン(化学)
cluster network クラスターネットワーク(コンピューター)
cluster of 一群[一団]の~
cluster of fans ファンの群れ
cluster of galaxies 銀河団
cluster system クラスターシステム(コンピューター)
flower cluster 花房
fruit cluster 果房
gene cluster 遺伝子クラスター

語源 古英語 clyster = cluster

The Milky Way
ギリシャの主神であるゼウスは、人間の人妻に手を出して後の英雄ヘラクレスを産ませた。ゼウスはこの半神半人の赤子を神のように不死身にしたいと思って、自分の妻である女神ヘラの母乳を飲ませようとしたが、嫉妬深いヘラは決して飲ませようとはしなかった。そこでゼウスは一計を案じてヘラに眠り薬を飲ませ、ヘラが眠っている間にヘラクレスに母乳を飲ませた。しかし母乳を飲んでいる最中にヘラは目覚めてしまい、驚いてヘラクレスを払いのけたために母乳がこぼれ、それが天にかかる乳の環となった。

crust 外皮・パンの耳

crust / krʌ́st

パンの耳[皮]、パイの皮、堅いパンの一切れ、生活の糧(俗語)、堅い外皮、甲殻、甲羅、地殻、湯垢、(ワインなどの)酒垢、凍結した表面、厚顔・鉄面皮・厚かましさ(俗語)、外皮[外殻]で覆う、外皮[外殻]を生じる、(雪や湖水表面が)凍結する

A crust eaten in peace is better than a banquet partaken in anxiety.
平穏に食べる堅いパンの一切れは、不安と共に食べるご馳走に勝る。

※古代ギリシャの寓話作家 アイソーポス(イソップ)の言葉

crust of bread パンの耳[皮]
earth crust 地殻
ice crust 氷殻
pizza crust ピザ生地

語源 ラテン語 外皮、外殻 crusta

cruel 残酷な・無慈悲な

cruel / krúːəl

残酷な、冷酷な、無慈悲な、(光景や運命などが)悲惨な・みじめな、(環境や規則などが)過酷な・厳しい

Time is the cruelest teacher; first she gives the test, then teaches the lesson.
時間は最も冷酷な教師である。始めに試練を与え、それから教訓を教える。

※ことわざ

cruel and unusual 冷酷かつ非道な
with cruel eyes 冷酷な目つきで
(be) cruel to ~を虐待する、~に酷い事をする
(be) cruel to be kind あえて愛の鞭を振るう
cruel and inhuman treatment 残酷で非人間的な扱い
cruel death 悲惨な死
cruel fate 残酷な運命
cruel law 厳しい法律
cruel means 残酷な手段
cruel person 残酷な人
cruel punishment 残酷な刑罰
cruel struggle for existence 過酷な生存競争
cruel war 悲惨な戦争
It’s cruel of A to do ~するとはAはなんて残酷な人だろう。

語源 ラテン語 粗暴な、生の、血生臭い crudus

candle 蝋燭

candle / kǽndl

蝋燭(ろうそく、ローソク)、(卵などの鮮度や受精の有無を)明かりに透かして検査する

It is better to light a candle than to curse the darkness.
暗いと不平を言うより蝋燭に火を灯した方が良い。

※元は中国のことわざだが英語圏でもよく引用される。アメリカではエレノア・ルーズベルトの死後、アドレイ・スティーブンソンが国連総会の席上で彼女を称える時に使った言葉として有名である。- “She would rather light candles than curse the darkness, and her glow has warmed the world. / 彼女は暗いと不平を言うより蝋燭に火を灯す人であった。そんな彼女の灯りが世界を暖めてきたのです。” 日本ではカトリック教会による心のともしび運動の「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりを点けましょう」というスローガンで有名。

not worth the candle 割りに合わない、骨折り損の
cannot hold a candle to, (be) not fit to hold a candle to ~の足元にも及ばない
burn the [a, one’s] candle at both ends 精力[金銭]を浪費する、無理をする
hold a candle to the devil (悪い事と知りながら)悪事を働く
hold a candle to the sun 余計な事をする
candle chart ローソク足
candle flame 蝋燭の火
candle holder 蝋燭立て
death candle 人魂
smoke candle 発煙筒

candlelight 蝋燭の明かり

語源 ラテン語 灯り、蝋燭 candela ← 輝く candēre

comrade 僚友・同志

comrade / kámræd, kɔ́mreid

(苦楽を共にするような)僚友・仲間、戦友、(主に共産主義政党の)同志、(Comradesで)共産党員・同志諸君(呼びかけ)

Comrades, this man has a nice smile, but he’s got iron teeth.
同志諸君、この人物は笑顔はすばらしいが、鉄の歯を持っている。

※ソビエト連邦最高会議幹部会議長 アンドレイ・グロムイコの言葉
ミハイル・ゴルバチョフを書記長に推薦する時に言った言葉である。

comrade in arms 戦友

語源 スペイン語 同室の仲間 camarada ← ラテン語 (アーチ型天井の)部屋 camera

colleague 同僚

colleague / káliːg, kɔ́liːg

同僚、同業者、仲間

I’m not the smartest fellow in the world, but I can sure pick smart colleagues.
私はこの世で最も賢い男ではないが、確実に賢い同僚達を選ぶ事はできる。

※第32代アメリカ合衆国大統領 フランクリン・ルーズベルトの言葉

consult with a colleague 同僚に相談する
work with a colleague 同僚と一緒に仕事をする
former colleague 元同僚
longtime colleague 長年の同僚
professional colleague 職場の同僚

語源 ラテン語 同僚 collega (com- + legare「選ぶ、委ねる」)

companion 仲間・伴侶

companion / kəmpǽnjən

1.仲間、友、連れ、伴侶、(偶然知り合った)道連れ、(対、組の)一方・片方、付き添い、相手役、コンパニオン、(書名などで)~の手引き・~の友、(騎士身分の)最下級勲爵士、同伴する、付き添う、伴う

2.甲板昇降口の風雨よけ、甲板昇降口(companionway)

Patience is the companion of wisdom.
忍耐は知恵の友である。

※古代キリスト教の神学者、哲学者、説教者、ラテン教父の一人、キリスト教の聖人 アウレリウス・アウグスティヌス(ヒッポのアウグスティヌス)の言葉

have a companion 連れ合い[伴侶]がいる
make a companion of ~を仲間[伴侶]にする
companion animal ペット、伴侶動物
companion for life 生涯の伴侶
companion in ~を共にする仲間[友]
companion in arms 戦友
companion in crime 共犯者
companion ladder (船の)昇降用はしご[階段]
companion set (初心者向けなどの)セット用品
fireside companion set 暖炉用器具セット(英)
Companion of the Bath バス勲爵士(英国)
companion to ~の手引き、~の片方[一方]
A companion to Japanese History 日本史の手引き(書名)
(the) companion to the picture 2枚一組の絵の一方
drinking companion 飲み友達
fishing companion 釣り仲間
travel companion 旅仲間

語源
1.ラテン語 仲間(パンを共にする人) companio (com- + panis「パン」)

2.オランダ語 うんち kampanje
※こちらの方はあまり根拠のない俗説(folk etymology)である。

celestial 天の

celestial / səlésʧəl

天の、天上の、天体の、空の、この世のものとは思えない(ほど素晴らしい)、神々しい、天人

Love is a portion of the soul itself, and it is of the same nature as the celestial breathing of the atmosphere of paradise.
愛とは魂の一かけらであり、楽園に漂う大気の極上の息吹きに等しき性質のものである。

※フランスの詩人、小説家、政治家 ヴィクトル・ユーゴーの言葉

celestial beauty 絶世の美人
celestial being 天人
celestial body 天体
celestial globe 天球儀
celestial motion 天体運動
celestial sphere 天球

語源 ラテン語 空 caelum