careless 不注意な

careless / kéɚləs

不注意な、軽率な、迂闊な、そそっかしい、(仕事などが)いい加減な・ぞんざいな、(生活などが)気楽な・のんきな、(物腰などが)気取らない・自然な、(態度などが)無関心な・無頓着な

A woman, the more curious she is about her face, is commonly the more careless about her house.
女性が自分の顔を気にかければ気にかけるほど、自分の家に対しては気が回らなくなりがちである。

※イギリスの劇作家、詩人 ベン・ジョンソンの言葉

(be) careless of [about] money お金に無頓着である
(be) careless of [about] one’s clothes 服装に無頓着である
get careless 油断する
careless attitude 無関心な態度
careless days 気楽な毎日
careless driver 不注意な運転者
careless grace 飾らない気品
careless mistake ケアレスミス、不注意による誤り
careless remark 軽率な発言
careless work やっつけ仕事、いい加減な仕事
It’s careless of you to do ~するとは君はなんて不注意なんだ。
I was so careless that ~. ~とはあまりに軽率でした。

語源 care + -less

stamina 持久力

stamina / stǽmənə

持久力、耐久力、根気、体力、スタミナ

In the race for success, speed is less important than stamina.
成功を目指すレースでは、速さよりも持久力の方が重要である。

※スコットランド出身のアメリカのジャーナリスト、編集者、経済誌フォーブスの創刊者 B. C. フォーブスの言葉

build stamina 持久力をつける
enhance stamina 持久力を高める
have stamina 持久力がある
one’s stamina runs out ~のスタミナが切れる
lack of stamina スタミナ不足

語源 ラテン語 糸 stamen, stamina(複)
※ギリシャ神話及びローマ神話に登場する運命の三女神が、人の寿命の象徴として割り当て、紡ぎ、断ち切ると言われる「運命の糸」からの連想である。

vitality 生命力・活力

vitality / vaitǽləti

生命力、活力、体力、元気、成長力、(制度や組織などの)持続力・存続力

Vitality shows in not only the ability to persist but the ability to start over.
活力は物事を持続させる能力ばかりでなく、始めからやり直す能力にも現れる。

※アメリカの作家 F. スコット・フィッツジェラルドの言葉

with vitality 元気良く
(be) full of vitality 元気一杯である、生命力に溢れている
add vitality to ~に活力を与える
maintain one’s vitality 活力を維持する
inject vitality 活を入れる、元気を注入する
vitality of the society 社会の活力
vitality of the economy 経済の活力

語源 ラテン語 生命力 vitalitas

vigor 精力・活力

vigor / vígɚ

精力、活力、元気、活気、気力、勢い、活発さ、力強さ、(主に植物の)健全な成長力、(法的な)効力

Voyage, travel, and change of place impart vigor
旅や転地は活力を与えてくれる。

※古代ローマの政治家、哲学者、詩人 ルキウス・アンナエウス・セネカの言葉

in vigor 精力に満ちて、(法律が)有効で
with vigor 元気良く、勢い良く
(be) full of vigor 元気一杯である、精力に満ちている
add vigor to ~に活力を与える
lose one’s vigor 気力が衰える
vigor and enthusiasm 活力と情熱
vigor of one’s argument ~の議論の迫力
economic vigor 経済的活力
mental vigor 精神力
physical vigor 体力

語源 ラテン語 元気づける vigēre

eatable 食べられる

eatable / íːtəbl

(味覚的においしく、主観的に)食べられる、(eatables で)食料品

This meat is hardly eatable.
この肉はとても食べられやしない。

※eatable は日常会話で使われる事はあまりなく、また正しい英単語では無いと主張する英語話者もいる。

eatables and drinkables 飲食物

語源 eat + -able

edible 食べられる・食用の

edible / édəbl

(毒性などがなく、客観的に)食べられる、食用の、(edibles で)食用品

Edible, adj. Good to eat, and wholesome to digest, as a worm to a toad, a toad to a snake, a snake to a pig, a pig to a man, and a man to a worm.
食べられる、形容詞:食用に適する事、健康に消化できる事。蛙にとっての虫、蛇にとっての蛙、豚にとっての蛇、人にとっての豚、虫にとっての人。

※アメリカの作家、ジャーナリスト アンブローズ・ビアス “The Devil’s Dictionary / 悪魔の辞典” より

edible bean 食用豆
edible fat and oil 食用油脂
edible flower 食用花
edible frog 食用蛙
edible fruit 食用果実
edible meat 食肉
edible mushroom 食用きのこ
edible part 可食部
edible root 根菜
edible oil 食用油

語源 後期ラテン語 食べられる edibilis ← ラテン語 食べる edere

barely かろうじて

barely / béɚli

かろうじて、やっと、わずかに、ほとんど~ない[しない]、むき出しに、あからさまに、隠し立てなく

※barely は、hardlyscarcely に比べてやや肯定的なニュアンスがある。

All God’s children are not beautiful. Most of God’s children are, in fact, barely presentable.
全ての神の子らが美しいという訳ではない。ほとんどの神の子らは実際の所、かろうじて人前に出せるという程度である。

※アメリカのユーモア作家 フラン・レボウィッツの言葉

barely alive 虫の息である、かろうじて生きている
barely edible なんとか食べられる
barely escape death 九死に一生を得る、なんとか死を免れる
barely legible (筆跡や印刷が)かろうじて読める
barely of age 成人したばかりである
barely okay ぎりぎりセーフ、なんとか大丈夫
barely remember ほとんど覚えていない
barely understand なんとなく解る
barely visible かろうじて見える
(be) barely able to do かろうじて~できる、どうにか~できる
can barely look at ~を正視できない
can barely stand かろうじて立っている、どうにか立つ事ができる
can barely walk かろうじて歩く事ができる、どうにか歩ける
just barely ほんのすれすれで

語源 bare + -ly

scarcely ほとんど~ない・かろうじて

scarcely / skéɚsli

ほとんど~ない[しない]、おそらく~ない[しない]、かろうじて、やっと

※scarcely は hardly に比べてやや改まった表現である。

There are scarcely any who are not ashamed of being beloved, when they love no more themselves.
自らに対する愛を失った者で、愛される事を恥じぬ者などまずいない。

※フランスの作家、箴言家 ラ・ロシュフコーの言葉

scarcely ~ when [before] … ~するや否や…、~するとすぐに…
scarcely ~ people ~人そこそこ
scarcely ~ years old ~歳そこそこ、~歳になるかならないかくらい
scarcely any ほとんど~ない、まず~ない
scarcely anything left ほとんど何も残っていない
scarcely audible ほとんど聴き取れない
scarcely ever ほとんど~ない[しない]
(be) scarcely able to ほとんど~できない

語源 俗ラテン語 選び抜かれた excarpsus ← ラテン語 選ぶ excerpere

hardly ほとんど~ない

hardly / háɚdli

ほとんど~ない[しない]、過酷に、無情に

There is hardly anybody good for everything, and there is scarcely anybody who is absolutely good for nothing.
何事につけても良い人間なんてほとんどいないし、全く何の役にも立たない人間というのもまずいない。

※イギリスの政治家、外交官 フィリップ・ドーマー・スタンホープの言葉
爵号がチェスターフィールド伯爵なので、英語圏では “Lord Chesterfield / チェスターフィールド卿” という呼び名でよく知られる。

hardly ~ when [before] … ~するや否や…、~するとすぐに…
hardly a day goes by without ~の無い日はほとんど無い
hardly alone ~だけでは無い
hardly any ほとんど~ない、まず~ない
hardly anyone ~の人はほとんどいない[まずいない]
hardly at all ほとんど~ない[しない]
hardly eat anything ほとんど何も食べない
hardly ever ほとんど~ない[しない]
hardly ever go out めったに外出しない
hardly have enough time to do ~する時間がほとんど取れない
hardly know how to do どのように~したら良いか解らない
hardly likely ~であるとは考えにくい
hardly new 今に始まった事ではない
hardly possible ~のはずがない
(be) hardly concerned with ~とはほとんど関係ない、~をほとんど意識していない
can hardly afford to do ~する余裕がほとんど無い
can hardly believe ほとんど信じられない
can hardly find time to do ~する時間がほとんど取れない
can hardly recognize (変わり果てていて)ほとんど見分けがつかない
can hardly wait for ~が待ちきれない
can hardly wait to do 早く~したい、~するのが待ちきれない

語源 hard + -ly

oral 口の・口頭の

oral / ɔ́ːrəl

口頭の、口述の、口の、口腔の、口で行う、経口の、口音の(音声学)、口唇期の(心理学)、口頭[口述]試験(口語)

We received an oral report of the examination from him.
試験については彼から口頭で報告を受けたよ。

oral administration (薬の)経口投与
oral agreement 口頭による合意、口約束
oral argument 口頭弁論
oral biography 口述伝記
oral cancer 口腔癌
oral cavity 口腔
oral communication 口頭による伝達、オーラルコミュニケーション
oral contraceptive 経口避妊薬
oral contract 口頭契約、口約束
oral direction 口頭による指示
oral drug 経口薬
oral evidence 口証
oral examination 口頭[口述]試験、口内検査
oral history 口述歴史
oral literature 口承文学
oral medicine 口腔内科
oral method 口頭教授法
oral surgery 口腔外科
oral tradition [culture] 口承
oral vaccine 経口ワクチン
oral vowel 口腔母音

語源 ラテン語 口 os