rapture 狂喜

rapture / rǽpʧɚ

(しばしば複数形で)狂喜・歓喜・有頂天、携挙

※携挙(けいきょ) 1830年代と1970年代に広まったプロテスタントにおけるキリスト教終末論で、キリストが天から再臨するときに、地上のキリスト教徒が不死の体になり空中に持ち上げられてキリストに会うという出来事を指す。

My heart is filled with rapture at every sight of her.
彼女の姿を見るたびに私の心は喜びに満たされる。

in raptures 有頂天になっている
(be) filled with rapture 有頂天になる
go [fall] into raptures (over) (~に)有頂天になる、(~に)狂喜する
gaze with rapture うっとり眺める

語源 ラテン語 略奪 raptus ← 掴む rapio

delight 喜び・喜ばす

delight / diláit

喜び、大喜び、歓喜、楽しみ、喜ばす、楽しませる、喜ぶ、楽しむ

It’s a delight to chat with you.
お話しできて楽しかったです。

in [with] delight 大喜びで、嬉しさのあまり
to one’s delight ~にとって嬉しいことに
delight in doing [to do] ~して喜ぶ
delight A with Aを~で喜ばせる
find delight in doing ~するのを楽しむ[好む]
take delight in ~を喜ぶ[楽しむ]

語源 ラテン語 誘惑する delicere

joy 喜び

joy / ʤɔ́i

喜び、嬉しさ、喜びの種、(否定・疑問文で)成功(英口語)、喜ぶ

No joy without alloy.
苦悩なくして喜びなし。(混じりけのない喜びは無い)

※ことわざ No joy without annoy. とも言う。

for joy 喜んで
with joy 喜んで
in one’s joy 嬉しさのあまり
to one’s joy ~の嬉しい事に
wish ~ joy of (皮肉を込めて)~がたっぷりお楽しみになるように(思う・言う)
No joy. 失敗だ。
I give [wish] you joy! おめでとう!

語源 ラテン語 喜ぶ gaudēre

grief 悲嘆

grief / gríːf

(死別・後悔・絶望による)深い悲しみ、悲嘆、悲痛、悲しみの種

If folly were grief, every house would weep.
愚かさが不幸であったなら、どの家も嘆き悲しんでいることだろう。

※イギリス17世紀の詩人ジョージ・ハーバートの詩より 原文は If folly were griefe every house would weepe. で現代とスペルが若干違う。

with grief for one’s death ~の死を悲しんで
bring ~ to grief ~をひどい目にあわせる
come to grief 災難に遭う、失敗する
Good grief! (驚きや嫌悪を表して)おやまあ!・これは大変!

語源 ラテン語 重い gravis

sadness 悲しみ

sadness / sǽdnəs

悲しみ、悲哀

Sadness and gladness succeed each other.
楽あれば苦あり / 禍福は糾える縄の如し

※ことわざ

(be) lost [deep] in sadness 悲しみに沈んでいる

語源 古英語 飽きた[て] sæd

sorrow 悲しみ

sorrow / sárou, sɔ́ːrou

(親しい人を亡くした時の)悲しみ、悲哀、悲痛、悲嘆、(しばしば複数形で)悲しみの種・不幸、悲しむ、気の毒に思う

Sorrow comes unsent for.
悲しみは招かずして訪れる。

※ことわざ

in sorrow 悲しんで、悲しみのあまり
more in sorrow than in anger 怒っているというよりむしろ悲しんで
sorrow for ~を気の毒に思う
sorrow for one’s death ~の死を嘆く
drown [sink] one’s sorrow in drink 酒で悲しみを紛らす
dull sorrow 後悔[悲しみ]を和らげる
I share your sorrow. ご愁傷様でした。

語源 古英語 悲しみ sorg

fury 憤激

fury / fjú(ə)ri

憤激、激怒、(戦争・嵐・病などの)激しさ・猛威、激しい興奮状態、手に負えない女

Fury [Furies:複数形] ローマ神話の復讐の3女神 (ギリシャ神話ではエリーニュース[エリーニュエス:複数形]と呼ばれる。アレークトー、ティーシポネー、メガイラの3人)

She rose in a fury and stalked out of the room.
彼女は怒って立ち上がり、ズカズカと部屋を出て行った。

in a fury 激怒して
like fury 猛烈に(口語)
fly into a fury (怒りで)平常心を失う、激怒する

語源 ラテン語 怒り狂う furere

rage 激怒

rage / réiʤ

激怒、憤怒、(自然・病気などの)猛威・激しさ、熱望、渇望、大流行(の物)、激怒する、(嵐・病気・戦争・熱情などが)荒れ狂う・猛威を振るう

Fuel economy cars are all the rage now.
低燃費車が今の流行です。

all the rage 大流行して
in a rage 激怒して、カッとなって
rage on (火などの)勢いが増す、ドンちゃん騒ぎを続ける
(be) rage of the times 一世を風靡する
fly into a rage (怒りで)平常心を失う、激怒する
have a rage to ~するのに熱中する
rage against ~に対する激しい怒り

語源 ラテン語 怒り狂う rabere

anger 怒り

anger / ǽŋgɚ

怒り、憤怒、怒らせる

Anger begins with folly, and ends with repentance.
怒りは愚に始まり、後悔に終わる。

※ことわざ

in anger 怒って
(be) quick to anger 怒りっぽい
(be) red with anger 怒りで顔が真っ赤である
boil with anger はらわたが煮えくり返る
burn with anger 怒りに燃える
explode with anger 怒りが爆発する
turn [vent] one’s anger on ~に八つ当たりする
move ~ to anger ~を怒らす
anger at [against] ~に対する怒り

語源 古ノルド語 悲しみ angr

mood 気分

mood / múːd

1.(一時的な)気分・機嫌、(~しようとする)気持ち、やる気、(複数形で)不機嫌・むら気、(場や作品の)雰囲気・ムード

I’m not in the mood now.
今はそういう気分になれない。

2.(動詞の)法・叙法

※動作・状態に対する話者の心的態度を示す動詞の語形変化。事実を表す直説法(indicative mood)、命令を表す命令法(imperative mood)、起こりそうもないことを表す仮定法(subjunctive mood)の3種類がある。

in a mood 不機嫌で
in a ~ mood ~な気分で
in a bad [good] mood 機嫌が悪い[良い]
(be) in the mood for ~したい気分である
(be) in no mood for ~する気分になれない
festive [holiday] mood お祭り気分
mood music ムード音楽

語源 1.古英語 mōd 2.modeの変化形